台風のときの痛み・めまいの関係

台風前に関節が痛む、めまいがする、頭痛がする、腰の痛みが出てくる、肩こりが出てくる。

その様な方も多いと思います。

台風のような気圧が大幅に変化する場合に症状が出現する方は自律神経が乱れている可能性がございます。

今回は気圧と自律神経や痛みについてご説明していきます。

記事の監修者

瓜生 ミツル

国家資格:柔道整復師

2006年:堺整形外科アルバイト勤務

2011年堺整形外科医院福岡スポーツクリニック入職

2017年整骨院開業

2023年から自律神経の施術を取り入れた整骨院を経営

整形外科勤務時代、学術発表を積極的に行ってきました。

気圧と痛みの繋がり

自律神経の交感神経が興奮する

体を常に良い状態に保つためにはたらいてくれているのが自律神経になります。

その自律神経には、

興奮する神経である交感神経

リラックスの神経である副交感神経があります。

台風のように気圧が急激に下がった場合、自律神経は交感神経が過剰に興奮してしまいます。

交感神経が興奮すると

その
筋緊張が亢進する

簡単に言えば、筋肉が硬くなってしまいます。

関節の動きが悪くなったり、筋肉自体に血液供給がされづらくなったりします。

その
血管を収縮させる

血管が収縮することで、筋肉内に血液が行かない、血流障害による痛みを発生している場合は、

痛みが発生してきます。

これらの問題で、生じるトラブルとしては

腰痛・肩こり・頭痛

気圧とめまい

内耳が影響

耳の中にある、内耳によって私たちは気圧を感じています。

気圧の変化を感知する内耳の前庭神経が過剰に興奮すると、脳に情報が伝達され、自律神経がストレス反応を引き起こします。

気圧の変化によって交感神経が優位になりすぎると、自律神経のバランスが崩れます。

自律神経のバランスが乱れ血流が悪くなる事や、内耳に負担がかかりめまいを生じることがあります。

まとめ

台風によって気圧が下がると、自律神経の交感神経が興奮し、さまざまな不調を生じさせる。

対策方法

STEP
硬くなった筋肉を動かそう

筋肉を動かすことで、筋肉内に血流が流入します。

そのため筋肉を使う事がまず大事です。

STEP
温める

お風呂につかることで、リラックスの副交感神経が活性化することで症状が緩和されることが期待できます。

ぜひ、上記の対策を行ってみてください。

ですが、そもそも気圧の変化で症状がひどくなる、または出現する方は、自律神経のバランスが乱れています。

そのまま放置すると、毎年症状は悪化していく可能性もございます。

一度、ご自身の状態をチェックしてほしい。

改善したい。

とお思いの方は是非当院にご相談ください。

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